Page 10 - 東京都公立大学法人 環境報告書2024
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環境マネジメントシステムの概要 教育研究活動を通して、環境負荷の低減に努め、地球環境の未来や科学・技術の進歩等へ積極的に貢献す るため、エネルギーマネジメント(エコキャンパス・グリーンキャンパス)を推進しています。 エコキャンパス・グリーンキャンパスの推進 東京をはじめとする大都市は、資源とエネルギーの大量消費による温室効果ガスの大量排出源になってい るなど、地球環境負荷に大きな影響を与えています。 2010年4月から、エネルギーの使用の合理化に関する法律(以下「省エネ法」という。)及び都民の健 康と安全を確保する環境に関する条例(以下「都条例」という。)が改正され、環境負荷軽減に向けて新た な制度が始まりました。省エネ法においては、法人全体で、年間エネルギー消費原単位を年平均1%以上低 減する努力義務が定められています。 また、都条例においては、東京都立大学南大沢キャンパスにおいて、2020~2024年度の第3計画期間に おける温室効果ガスの基準排出量に対して5年平均で27%削減する義務が課せられています。 法令による省エネ目標・義務 省エネ法 5年度間平均のエネルギー消費原単位を 毎年度1%以上低減(目標) 【法人全体が対象】 主な取組 室温・照明の適正管理 冷房28°C 暖房20°C 節電啓発ポスターの 掲示 東京都立大学は、南大沢キャンパス と日野キャンパスにおいて、カーボン ニュートラルの実現に向け、カーボン オフセットにより温室効果ガスを削減 する自動販売機(カーボンオフセット 自販機)を設置しています。 具体的な目標・義務 省エネ性能の高い設備 などへの更新 3R(リデュース、リユー ス、リサイクル)の推進 カーボンオフセット自販機 (南大沢キャンパス) 環境確保条例 2020~24年度の5年平均で温室効果ガス 排出量を27%以上削減(義務) 【南大沢キャンパスのみが対象】 分別ルールの周知・ 徹底 ごみの分別(日野キャンパス) 9 


































































































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