Page 39 - 東京都公立大学法人 環境報告書2024
P. 39
ウォータースタンドの設置による行動変容 6月半ばから約1か月半、学生室と事務室が中心となり荒川キャンパス食堂の一角 に試験的にウォータースタンドを設置し、学生・教職員の利用を促しました。 連日30度を超える猛暑が続いている時期ということもあり、本校でも自動販売機 横のごみ箱にペットボトルが溢れ返る光景が見られていましたが、大型の水筒やボ トルにも直接給水できるウォータースタンドは大いに歓迎され、ゴミ削減にも一定 の効果が見られました。 そしてこの効果を明確にするため、ウォータースタンド利用者を中心に、学生・ 教職員へのアンケート調査を実施した結果が次のグラフです(一部抜粋)。 荒川キャンパスに設置されたウォータースタンド 荒川キャンパス ウォータースタンドの利用 マイボトルの利用 常に使う 以前から ように 使っている なった ペットボトル飲料の購入 現在の私たちは「SDGs目標6 安全な水とトイレを世界中に」を達成していると考えています。ただ、これが世界的にみる と決して当たり前ではないということを、今回のような事案を通し、少しずつ意識を高めて行きたいと考えます。 なお、ウォータースタンドの設置は大変好評でしたので、今後も継続を検討していきます。 38 利用 しなかった 24% 期間中に 数回利用 27% 不満 1% 満足 22% 週に数回 以上利用 49% 41% 35% 変わらない 44% 増えた 1% 環境問題への意識 減った 55% ウォータースタンドの満足度 時々 使わない 12% 12% 12% 利用せず 22% 大きく 変わった 35% 少し 変わった 25% とても満足 55% 変わらない 40%